復古調 nostalgia boom 2005 4 10

 現在、イスラム諸国には、こういう傾向があるかもしれません。
政治的には、民主化の兆しが出てきましたが、
宗教的には、復古調になってきた感じがします。
 それは、自然な動きかもしれません。
なぜならば、世俗化の代表例だったサダム・フセインが戦争に負けたことで、
敬虔なイスラム教徒は、こう考えるかもしれません。
「サダム・フセインは、世俗化したから、戦争に負けたのだ。
だから、イスラム教徒は、イスラム教の原点に戻るべきだ。」
 こうして、イスラム教原理勢力の力が強くなっていくのは、自然な動きかもしれません。
それでも、イスラム諸国は、近代化の道を歩むべきです。
歴史を振り返れば、かつて、イスラム社会は、文明的に、世界の中心だった時代があるのです。
それを、イスラム教徒は忘れているのです。

時計の針 clock hand 2004 7 11
 サダム・フセイン政権とアルカイダの間には、
正式な協力関係がなかったというニュースがありますが、
それは、イスラム社会を知っていれば、当然のことです。
 サダム・フセインは、敬虔なイスラム教徒とは言えなかったのです。
サダム・フセインは、かなり世俗化していたのです。
世俗化の代表例が、サダム・フセインだったとも言えます。
 しかし、世俗化の代表例だったサダム・フセインが、戦争に負けたことで、
時計の針が、逆戻りするかもしれません。
 なぜならば、敬虔なイスラム教徒は、こう考えるかもしれません。
「サダム・フセインは、世俗化したから、戦争に負けたのだ。
だから、イスラム教徒は、イスラム教の原点に戻るべきだ。」
こうして、イスラム教原理勢力の力が強くなっていくと思います。




































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